F4キーは、直前の書式設定が繰り返しができるキーとして知られていますね。
同じ書式を使用する場合、「書式のコピー/貼り付け」ボタンを使う方法もありますが、直前の操作ならF4キーも便利です。
Office2003まであった書式設定ツールバーでの最後の操作を繰り返したい時に使用すると、便利でした。
勿論、Office2007でもリボンの書式コマンドを繰り返す時に使用できます。
また、書式設定ダイアログボックスで複数の書式を設定した場合は、設定した書式のすべてが繰り返されます。
リボンから操作すると、直前の操作のみですが、「セルの書式設定」ダイアログボックスを表示して操作した場合は、複数の書式をF4キーで繰り返すことができます。
他のセルを選択して「F4」キーを押すと、複数の書式を繰り返すことができます。
これは、Excel2003、Word2003も同じです。
このF4キー、図形の書式設定にも使用できます。
Word2007の「オートシェイプの書式設定」の場合は、Word2003の時と同じように「F4」キーで複数操作を繰り返すことができます。
PowerPointの場合、PowerPoint2003のオートシェイプの書式設定での繰り返しは「F4」キーでは無効ですが、PowerPoint2007では「図形の書式設定」での操作は、Excel2007と同じように直前の操作のみ繰り返されます。
Word2010では、「オートシェイプの書式設定」が「図形の書式設定」になっています。
Word2010は[オートシェイプ]から[図形]へ | Word 2010 | 初心者のためのOffice講座
この場合、「F4」キーでは直前の操作のみの繰り返しになります。
つまり「F4」キーの操作は、「図形の書式設定」では直前の設定のみが有効ということなんですね。
同じ書式を使用する場合、「書式のコピー/貼り付け」ボタンを使う方法もありますが、直前の操作ならF4キーも便利です。
Office2003まであった書式設定ツールバーでの最後の操作を繰り返したい時に使用すると、便利でした。
勿論、Office2007でもリボンの書式コマンドを繰り返す時に使用できます。
また、書式設定ダイアログボックスで複数の書式を設定した場合は、設定した書式のすべてが繰り返されます。
「F4」キーで設定の繰り返し
たとえば、Excel2007の「ホーム」タブで文字を赤くした場合、次のセルを選択して「F4」キーを押すと、同じ設定を繰り返して文字を赤くすることができます。リボンから操作すると、直前の操作のみですが、「セルの書式設定」ダイアログボックスを表示して操作した場合は、複数の書式をF4キーで繰り返すことができます。
「セルの書式設定」で複数の書式設定
たとえば、一つのセルをクリックして右クリックのショートカットメニューから「セルの書式設定」ダイアログボックスを表示します。 「フォント」タブで「スタイル」-「太字」、「サイズ」-「14」、「色」-「赤」の3つの書式設定をしました。他のセルを選択して「F4」キーを押すと、複数の書式を繰り返すことができます。
これは、Excel2003、Word2003も同じです。
このF4キー、図形の書式設定にも使用できます。
「オートシェイプの書式設定」では複数の操作を繰り返し
Excel2003の「オートシェイプの書式設定」ダイアログボックスでは、セルの書式設定ダイアログボックスと同じように複数の操作を繰り返すことができました。「図形の書式設定」では、直前の1つの操作のみ繰り返し
でも、Excel2007の「図形の書式設定」ダイアログボックスでは、直前の一つの操作のみを繰り返すようになってしまいました。Word2007の「オートシェイプの書式設定」の場合は、Word2003の時と同じように「F4」キーで複数操作を繰り返すことができます。
PowerPointの場合、PowerPoint2003のオートシェイプの書式設定での繰り返しは「F4」キーでは無効ですが、PowerPoint2007では「図形の書式設定」での操作は、Excel2007と同じように直前の操作のみ繰り返されます。
Word2010では、「オートシェイプの書式設定」が「図形の書式設定」になっています。
Word2010は[オートシェイプ]から[図形]へ | Word 2010 | 初心者のためのOffice講座
この場合、「F4」キーでは直前の操作のみの繰り返しになります。
つまり「F4」キーの操作は、「図形の書式設定」では直前の設定のみが有効ということなんですね。