410 410 条件付き書式でテキストボックスの空白を返す式 | 初心者のためのOffice講座-SupportingBlog2 Yoshiko Hamamoto

条件付き書式でテキストボックスの空白を返す式

先日、備品管理をAccessで作成したのですが、貸し出し履歴フォームで備品が未返却のものについてはコントロールの背景に色をつけるということをしたかったんですね。

他のAccessでは、テキストボックスに値が入れば(空白ではない状態)、色をつけるということはよくやっていたので、その反対にすればいいんだと軽く考えていたのですが うまくいかず引っかかってしまいました。

今は、貸出履歴フォームで「返却日」テキストボックスが空白であれば、背景に色をつけるという設定を下のように、条件の式に「Nz([返却日])=""」という式を入力して、うまく動作しています。


はじめ、この条件式を「[返却日]=""」としていました。

空白ではない条件として、
「[返却日]<>""]にすると、空白ではない値が返され問題なかったので、単純にその反対でいいと考えたんですね。

では、IsNull関数と使うといいのかなと、
「IsNull([返却日])=True にしてみると、OKでした。

このNull値と空文字「""」とは意味が違うのですね。
Microsoftのサイトに詳細が記されていました。

Access の Null 値と、長さ 0 の文字列の違いについて

でも、IsNull関数だと空文字のときに処理されないので、Nz関数を使うのがベターなのですね。

Nz 関数 - Access

以下の記事も、Null値と空文字の問題でした。

フィルターの空白を含む複数選択で抽出数が異なる | Access2013 | 初心者のためのOffice講座