Word 2007

変更履歴の削除

Wordで変更履歴が表示される文書があって、この履歴を消したいのだけど、との質問を受けることがあります。

変更履歴を吹き出しに表示

Word2007の場合は、「校閲」タブの「変更履歴」グループにある「吹き出し」で「変更履歴を吹き出しに表示」にチェックが入っていると、以下のように履歴が吹き出しに表示されます。

「最終版」にすると、変更履歴が非表示になりますが、これは削除されたわけではありません。

「承諾」ボタンにある「ドキュメント内のすべての変更を反映」をクリックすると、吹き出しは表示されなくなります。

「変更履歴の記録」もクリックして、オフにしてください。そうしないと、変更した内容がまた吹き出しに表示されます。

Word2007では、「ドキュメント検査」で履歴やコメントを確認し、削除することができます。
「Office」ボタンをクリックして、「配布準備」の「ドキュメント検査」をクリックします。

「ドキュメント検査」ウィンドウが表示されます。確認したい項目のチェックボックスをオンにして、「検査」ボタンをクリックします。

コメントや履歴が見つかった場合は、「すべて削除」ボタンをクリックします。

最近、「ドキュメント検査」って便利じゃん！！と認識しました。

Wordでは、隠し文字などもチェックして削除することができます。

隠し文字の印刷と表示/非表示 | Word2010 | 初心者のためのOffice講座

Excelでは、非表示の行や列、非表示のワークシートなどをチェックすることができます。

Office2010以降は、「ファイル」タブをクリックして「情報」を選択すると、「問題のチェック］の中に「ドキュメント検査」があります。

ドキュメント検査 | Office2010 | 初心者のためのOffice講座

個人情報や隠し情報のチェックは【ドキュメント検査】で | Office2013 | 初心者のためのOffice講座

Microsoftのサイトもリンクしておきます。

Word での変更履歴の記録 - Word

以下は変更履歴に関する記事です。

変更履歴の記録 | Word2010 | 初心者のためのOffice講座

すべての変更を反映し変更の記録を停止 | Word2013 | 初心者のためのOffice講座