410 410 選択範囲から名前を自動生成 | 初心者のためのOffice講座-SupportingBlog2 Yoshiko Hamamoto

選択範囲から名前を自動生成

セルやセル範囲に名前を付けると、数式で利用したりデータを扱う場合にとても便利です。

選択範囲内に名前としたい項目名がある場合は、そのままその項目名を名前として利用することができます。

「数式」タブの「選択範囲から作成」

名前を付けたい範囲を選択します。
「数式」タブにある「定義された名前」グループにある「選択範囲から作成」をクリックします。
ショートカットキーは、「Ctrl」+「Shift」+「F3」です。

ポップヒントには以下のように記されています。
選択したセルから名前を自動的に生成します。
通常は、最上部の行または左端の列を選択します。


データが入力された行が同じ場合は、項目名を含んだ複数列のセル範囲を選択して実行すると、まとめて名前を定義することができます。

「選択範囲から名前を選択」ダイアログボックス

「選択範囲から名前を選択」ダイアログボックスが表示されます。
「上端行」「左端列」「最下行」「右端行」の中から、名前にしたい項目の位置のチェックボックスをオンにします。「OK」ボタンをクリックします。

この場合は「上端行」ですね。


「名前の管理」で確認

「名前の管理」をクリックして確認します。

ショートカットキーは、「Ctrl」+「F3」です。


 「名前の管理」ダイアログボックスに先ほど付けた名前が定義されています。
名前の編集、削除などもここで行うことができます。



ショートカットメニューに「範囲に名前を付ける」

また、Excel2007では、ショートカットメニューからも設定できるようになりました。
セルやセル範囲で右クリックすると、ショートカットメニューの中に「範囲に名前を付ける」コマンドがあります。


Excel2010以降は、「名前の定義」になっています。


「名前ボックス」に範囲の名前を入力

これは従来の方法ですが、名前ボックスに名前を入力して「Enter」キーで確定する方法もあります。


セル範囲に名前を付ける方法と管理については、以下の記事でも解説しています。
Excel2021での解説です。


以下の記事では、範囲に名前を付けた場合の活用方法を解説しています。

セル範囲に名前を定義して数式で使用する | Excel2016 | 初心者のためのOffice講座

名前定義の活用(入力規則のリストの元の値に名前を貼り付け) | Excel 2003 | 初心者のためのOffice講座