410 410 円グラフで内訳を表示するには | 初心者のためのOffice講座-SupportingBlog2 Yoshiko Hamamoto

円グラフで内訳を表示するには

グラフの種類の中に「補助円グラフ付き円グラフ」というのがあります。

下のようなグラフです。
一項目の内訳を別の円グラフに表示したい場合に便利です。


元データは以下のようになっています。
九州地区の内訳は別表に作成されています。


グラフの元データの選択

グラフの元データを選択します。
Ctrlキーを使って、上の表と下の表のデータ範囲を選択します。
この時、内訳を表示する「九州地区」は選択しません。


補助円グラフ付き円グラフを選択

「挿入」タブをクリックして「補助円グラフ付き円グラフ」を選択します。


レイアウトの選択

「グラフツール」の「デザイン」タブから「レイアウト5」を選択します。


補助円グラフの修正

補助円のほうに4つの要素しかありませんので、修正します。
円グラフを選択して右クリックします。
「データ系列の書式設定」をクリックします。


「データ系列の書式設定」ダイアログボックスから「補助プロットに含む値の個数」を「7」にします。


下のように補助円に九州7県が表示されるようになりました。


データラベル「その他」の文字列を修正

「その他」の文字列を選択して、「九州地区」と書き換えます。
「その他」の文字列を選択するには、「その他」を2回クリックするといいです。


数値の低い要素を「その他」として補助円に表示することもできます。
以下の記事で解説しています。

補助円グラフ付き円グラフの作成 : 初心者のためのOffice講座-SupportingBlog1

Excel2013以降の解説

Excel2013以降は以下の記事がわかりやすいと思います。