Excelには、「ゴールシーク」という機能があります。
簡単にいうと逆算できる機能です。
セルB6には、数式「=SUM(B2:B5)」が入力されています。
上司から予算を15000万円にしてほしいと言われたとします。
そして、「システム部」の予算を削ることにします。
「数式入力セル」にセルB6を指定します。
「目標値」に「15000」と入力します。
「変化させるセル」にセルB5を指定します。
「OK」ボタンをクリックします。
システム部の予算は「1,296」と表示されます。
とても簡単な例で、こういうツールを使う必要ないほどですが、数式が複雑な場合ほど役立つと思います。
日数や人数が決まっている場合、売上目標を定め 一日の売上目標を算出することもできます。
売上目標を1,000,000にするには、一日の売上を500にしなければなりません。
Excel2003では、メニューバーの「ツール」→「ゴールシーク」です。
Excel2016でも解説しています。
ゴールシークとは、最適化分析ツールとも呼ばれるコマンド群の要素の 1 つで、数式 の計算結果が目的の値となるように、数式に代入する値の最適値を求める方法です。
(マイクロソフトのヘルプより)
簡単にいうと逆算できる機能です。
予算の合計値
とても簡単な例ですが、以下のような表があります。セルB6には、数式「=SUM(B2:B5)」が入力されています。
上司から予算を15000万円にしてほしいと言われたとします。
そして、「システム部」の予算を削ることにします。
「データ」タブの「ゴールシーク」
「データ」タブにある「What-If 分析」の「ゴールシーク」をクリックします。「ゴールシーク」ダイアログボックス
「ゴールシーク」ダイアログボックスが表示されます。「数式入力セル」にセルB6を指定します。
「目標値」に「15000」と入力します。
「変化させるセル」にセルB5を指定します。
「OK」ボタンをクリックします。
システム部の予算は「1,296」と表示されます。
とても簡単な例で、こういうツールを使う必要ないほどですが、数式が複雑な場合ほど役立つと思います。
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一日の売り上げ目標を算出
もうひとつ、簡単な例ですが、以下のようにセルB1に数式が入力されています。日数や人数が決まっている場合、売上目標を定め 一日の売上目標を算出することもできます。
売上目標を1,000,000にするには、一日の売上を500にしなければなりません。
Excel2003では、メニューバーの「ツール」→「ゴールシーク」です。
Excel2016でも解説しています。
損益分岐点をExcelのゴールシークで簡単に求めてみよう | Excel 2019 | 初心者のためのOffice講座
似たような分析ツールの一つに、「ソルバー」というのがあります。
ソルバーについては、以下の記事で解説しています。
似たような分析ツールの一つに、「ソルバー」というのがあります。
ソルバーについては、以下の記事で解説しています。