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Excel2007の新関数は、複数の条件を指定して結果を求める「~IFS」関数が追加

Excel2007では、新しい関数が12個追加されています。

魅力的な新ワークシート関数(第4回):Office2007プレビュー

各関数の説明はExcelのヘルプで「ワークシート関数一覧(機能別)」で確認することができます。
追加された関数の中に「CUBE~」というのがたくさんありますが、私なんて使うことはないだろうなぁと思うような関数です。


でも、下の5個の関数は便利だと思います。以下はヘルプの説明です。

AVERAGEIF  範囲内の検索条件に一致するすべてのセルの平均値 (算術平均) を返します。

AVERAGEIFS 複数の検索条件に一致するすべてのセルの平均値 (算術平均) を返します。

COUNTIFS 指定された範囲に含まれるセルのうち、複数の検索条件に一致するセルの個数を返します。

IFERROR 数式がエラーとして評価される場合は指定の値を返し、それ以外の場合は数式の結果を返します。IFERROR 関数を使用すると、数式のエラーをトラップして処理できます。

SUMIFS セル範囲内で、複数の検索条件を満たすセルの値を合計します。

気をつけたいのは、SUMIF関数とSUMIFS関数、あるいはAVERAGEIF関数とAVERAGEIFS関数では引数の指定順序が異なってくることです。

SUMIF(検索範囲,検索条件,合計対象範囲)
SUMIFS(合計対象範囲,条件範囲 1,条件 1,条件範囲 2,条件 2...)
AVERAGEIF(検索範囲,条件,平均対象範囲)
AVERAGEIFS(平均対象範囲,検索条件範囲 1,検索条件 1,検索条件範囲 2,検索条件 2...)

SUMIF関数、SUMIFS関数、COUNTIFS関数、AVERAGEIF関数については、以下のページで解説しています。