410 410 テキストをSmartArtグラフィックに変換 | 初心者のためのOffice講座-SupportingBlog2 Yoshiko Hamamoto

テキストをSmartArtグラフィックに変換

PowerPointでは、スライドに入力したテキストを簡単にSmartArtグラフィックに変換することができます。

プレースホルダーにテキストを入力

ここでは、下のようにプレースホルダーに入力しています。
テキストボックスやワードアート、図形に入力した文字列でも、SmartArtに変換することができます。

一行、一文字でも変換ができます。


SmartArt グラフィックに変換

プレースホルダーを選択して、リボンの「ホーム」タブの「段落」グループにある「SmartArt グラフィックに変換」をクリックします。
ポップヒントには以下のように記されています。
SmartArtグラフィックに変換
テキストをSmartArtグラフィックに変換して、情報を視覚的に表現します。
グラフィカルなリストや手順図から、ベン図や組織図などの複雑なグラフまで、さまざまなSmartArtグラフィックが用意されています。

Office2007からリボンが登場して、まだ慣れないかもしれませんが、「タブ」と「グループ」と「コマンド」は下のようになります。

リアルタイムプレビュー

ギャラリーの中のSmaerArtにポイントするだけで、実際に適用した場合の結果が表示されます。
リアルタイムプレビューという機能です。

リアルタイムプレビューとは、確定する前にマウスでポイントするだけで結果を確認できる機能です。設定前に結果を確認できるため、繰り返し設定しなおす手間を省くことができます。


一覧から「矢印と長方形のプロセス」を選択(クリック)してみます。


視覚スタイルを選択

リボンが変わります。「SmartArtツール」になります。
「SmartArtのスタイル」グループから「その他」ボタンをクリックします。


ギャラリーから「パステル」をポイントすると、すぐにスライドに反映されます。
ここでは例として「パステル」を選択します。

色の変更

「色の変更」ボタンをクリックして、色の組み合わせを選択します。
「カラフルーアクセント5から6」を選択します。


下のように変更することができました。



図として保存

作成したSmartArtグラフィックは、図として保存することができます。

SmartArtを選択して右クリックします。ショートカットメニューの中の「図として保存」をクリックします。

保存できるファイル形式は以下のとおりです。
GIF、JPG、PNG、TIF、BMP、WMF、EMF


グラフィックのリセット

設定した書式をクリアする場合は、「グラフィックのリセット」ボタンをクリックします。ポップヒントには以下のように記されています。
SmartArtグラフィックに対する書式変更をすべて取り消します。

「グラフィックのリセット」は、右クリックしたショートカットメニューの中にもあります。

右クリックのメニューにも「SmartArtに変換」

プレースホルダーなどを右クリックして、ショートカットメニューの中の「SmartArtに変換」をクリックしても、同じです。
カーソルが表示された状態で右クリックします。
ただし、右クリックから操作した場合は、リアルタイムプレビューの機能は使えません。


PowerPoint2010でも解説しています。PowerPoint2010では、右クリックのショートカットメニューにもリアルタイムプレビューの機能がありますし、SmartArtグラフィックスをテキストや図形に変換するコマンドもあります。

スライドの文字をSmartArtグラフィックに変換 | PowerPoint2010 | 初心者のためのOffice講座

以下はSmartArtに関する記事です。

画像を挿入できるSmartArtグラフィック | Office2016 | 初心者のためのOffice講座

SmartArtにアニメーションを設定する(全体に/個別の図形に) | PowerPoint2016 | 初心者のためのOffice講座

PowerPointであれば、テキストにインデントを設定して[SmartArtに変換]で簡単に組織図を作成できます。

組織図をテキストボックスやプレースホルダーから簡単作成 | PowerPoint 2021 | 初心者のためのOffice講座